38歳の時に、人生を振り返らなければいけないことが起こった。
一年くらいだろうか、様々な事を考えた記憶がある。
今までとは違うこと、考え方をしてみる
その時の結論として、今までの人生で、自分の考え方や判断はどこか間違っていた部分があったのではないか、何が間違っていたのかはわからないが、現在うまく行っていないのだから。
ならば、今までなら興味を持たなかったこと、行動に移さなかったこと、考え方など、今までとは違う事をやってみようと考え、さまざまなことを行なった。
小さなことでは、今までは用事がなければ友人に連絡を取ることはなかったが、自分から連絡をとり飲み会を開いたり、衝動買いも試してみた。他には副業もやってみた(会社にはバレないように)。
その副業をきっかけにマーケティングやインターネットに興味を持ち、2002年2月頃から約2年ほどサラリーマンをしながらマーケティング、コピーライティング、HP制作を独学で学んだ。
学びながら、これなら「金なし、人脈なし」でも雇われることなく生きていけるのではないかと思い、40才で会社を辞め起業した。
鳴かず飛ばずの4年間を過ごし、2008年12月に会社設立、よちよち歩きながらトライアンドエラーを繰り返し、おかげさまでコロナも乗り切り14期目に入った。
気がつけば57歳になっていた。
ネットで見つけた最大100年分のカレンダーを作れるエクセルソフトを眺めていて、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチの一節を思い出した。
「もし今日が人生最後の日だとしたら、私は今日やろうとしたことを本当にやりたいだろうか」
これからの人生を考えるとそれほど時間は残されていない。
体力も集中力も衰えてきたのは紛れもない事実。
起業した頃のようにあれもこれもというのはできない、やりたいことだけをやる。
しかし、心の底からやりたいことがわからない。
やりたくない事から考えてみる
こういう時は、逆説的に考えてみることにした。
先ずは、やりたくない事、やらない事を決めた方が早そうだ。
決める時の指針としては、以下を基準に考える。
例えば、
- お金を稼ぎやすいからといってその仕事をやらない
- 自分が納得する事
- 自分が愉しいか。
- 他人の評価を気にしない
などをもとに考える
やりたくないこと
- お金に価値をおかない。
- 人に褒められたり認められたりするかは考えない。
- 時間に追われ、いつまでも忙しい仕事はやらない。
- 愉しいと感じることをやる。
- 誰かが喜ぶ仕事をやる。ただし自分が楽しくないものはやらない。
- 自分に正直に生きる。心の声に耳を傾ける。
- 他人に依存しない。
- 依存されない。
- 、、、