やりたくないことを考えるの続きだが、やりたいことを決めるために「諦めること」を考えてみた。

成功法則とか自己啓発系のセミナーや書籍では、「諦めない」ことを学びます。
松下幸之助氏も「成功とは成功するまで続けること」との強い信念を持っていました。
僕もその通りだと実感しています。

凡人の僕としては、会社に縛られない生き方ができるようになりました。
そこは成功者です。
しかし、悠々自適の生活ではない。やっぱりお金に執着してしまう。

そのため、いくつかの仕事を抱えているがどっちつかずで集中できていない。
計画を立て順番に取り組んでいけばいいことはわかっているが、行動が伴わない。

そこで、「諦めること」を考えた。

つまり、お金持ちになることを諦めた。

これにはいくつか理由がある。
第一に30代、40代の頃のように体力、気力がなくなっているからだ。
受け入れ難いが事実だ。
あれもこれもと歯を食いしばってもできそうにない。

そこで、自分の生活費を調べてみると、思っているほどお金はいらないことに気付いた。

年齢を重ねてくると、物欲が消えていくのだ。食べるものも着るものも贅沢なものはいらない。
おめかしをして出かけるところも無い。
それより健康で、いつまでも働けることの方が重要だと気付いた。

お金への執着をやめていくつかの仕事を諦め、一つに絞る。
具体的には、会社を起業してから行ってきた仕事を終わらせようと思う。

幸いコロナのおかげで世の中の人の価値観が変わり始めている。なので全てオンラインにして自動化し、僕の手間を減らせるところまでで終わらせようと思う。
その状態で、どれくらいの売り上げになるかはわからないが、売れても売れなくても僕の手間は変わらない。つまり時間がほとんど取られないということだ。

そして、かねてから考えていたコンサルタント業一本に絞ってみようと思う。
コンサルタント業がうまくいくかどうかはお天道様に委ねて集中しよう。