最近しみじみ思うのは「起きて半畳寝て一畳」という諺。

会社を辞めて自宅事務所で2008年に起業したので、会社員の頃に比べると外出の機会は減っていた。

さらに2020年からコロナ感染が拡大し何処へも出かけられない日々が続いている。
靴も洋服もほとんど購入していない。今までのもので十分に間に合う。

近所のファミレスに食事に行こうと下駄箱を開けるとしばらく履いていない靴がずらり。

スニーカーと革靴が一足ずつあれば足りるなぁ〜全部捨ててもいいんじゃないか!と、すっきりするだろうな。

その時浮かんだのが「起きて半畳寝て一畳」、あとに「天下取っても二合半」が続くらしい。

人間一人が占める広さは、起きているときで畳半分、寝ても畳一畳にすぎない。むやみに富や地位を求めることはないというたとえ。

車を処分した時も「もうオイル交換や車検のことを気にしなくてもいいな」とスッキリしたのを思い出す。

何かを所有しない生活は余計なことことを考えずに済むので、心に余裕が生まれ、今に集中できる。